ネジのJIS保証値から考えるタップ側の諸々

JIS B 1057非鉄製ネジの機械的性質の中の「5-2ナットの機械的性質」で雄ネジの引張強度を使うとの記載があります。
鉄製ネジであればJISの付属書の中でナット側の強度区分があるのでそちらの値を見てもいいかもしれませんが
それは幾らか安全率をかけた後の数字でしょうし計算で扱うにはちょっと嫌です。
呼びの数値(≒綺麗な整数)にするために比率がちぐはぐな値を足し合わせた数値で計算したくないということです。
加えて今回はアルミにタップを切ったときについてを主に考えたいのでこちらで進めていきます。

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JISで保証されてるネジの各種数値

一つ前の記事の続き物です。気力が続けば後2~3個くらい記事続きます。

 

JISで定められていることはネジの寸法から強度・耐久度まで多岐にわたります。
その中でも今回は寸法や強度よりも更にもう一歩手前の応力の話です。
呼び径など寸法が決まれば次は強度[N/mm2]でなく強度[N]が導出できます。

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ネジとかタップとかに関する諸々

規格化のありがたみと、ネジにかかる力についての備忘録みたいなもの。

思ったよりも長くなったのでとりあえず。

 

設計しているときに感じたモヤモヤとか、一旦決着のついた部品の設計躓き箇所とかを、人に説明するまで体裁を整えると自分が納得できるのでブログ更新です。
前の記事のロボットアームのことは忘れよう。

 

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いにしえのロボットアーム「MOVE MASTER RM101」を動かす(前編)

今回は埃の被った昔のロボットアームを動かしていきます。

進捗具合としては50%程度なので前後の2分割記事となりますのであしからず。

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人の頭をつくる 型(途中)

肌になるシリコンを流し込む用の型を作っていきます。

 

前回の記事に載せている雌型から余計な部分を取り除いて出力します。こんな感じで。

 

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